自分の価値観を考える
転職活動を始めた理由が理想の仕事を探すためだという人は多いものです。
確かに前職よりも条件が良いと思える会社に移ることで、いずれは自分にとって理想とする会社に辿り着くかもしれません。
けれども、そもそも理想の仕事とは何かを理解していなければ、目標に到達することはできません。
理想の姿は人によって実に様々です。
適度に仕事をしてプライベートを充実できれば良いと考える人もいれば、とことん自分を向上できる環境こそが理想と考える人もいます。
つまり、理想の定義は人それぞれが持つ価値観によって変わるということです。
そこで、まず自分の価値観について掘り下げて考える必要があります。
「仕事は何のために行うのか」を考えることで、その答えを導くことができるでしょう。
多くの収入を得るためなのか、それとも家族が笑顔でいられるためなのか、まさに価値観によって違う答えが導き出されます。
もちろん、理想は現実を伴うとは限らないので、生活できる収入が得られるかは別問題になりますし、仕事に傾斜することで家庭が上手くいかなくなるケースもあります。
そう考えると、理想とは自分の価値観のみで決まるわけではないことも分かりますね。
つまり、理想の仕事とは「それぞれの価値観を反映させた上で収入やプライベートの確保などあらゆる条件を満たしている仕事」であるともいえるのです。
このように複合的な視点から考えることによって、自分の目指すべき仕事とは何か、見出すことができるでしょう。